2013年05月28日
フランスの諺「食べるほどに食欲が出る」

ゲーリー・トーベス著「ヒトはなぜ太るのか?」より
フランスのことわざに、「食べるほどに食欲が出る」というのがあるそうだ。
食欲が出るのはインスリンの作用である。
インスリンとは血糖を下げる働きのあるホルモンであるが、
肥満との関連が一番強いホルモンである。
食べることについて考えるだけでインスリンが分泌される。
→ 食べる前の準備で、さらに空腹感に拍車がかかる。
最初の何口か食べることで、さらにインスリンが分泌される。
→ 食事による大量のブドウ糖摂取に備えている。
さらに空腹感に拍車がかかる。
このように、私たちの食欲や空腹感はインスリン分泌が原因である。
食べることでインスリン分泌が増加し、フランスの諺のように食欲が増すのである。
インスリンは糖質により強く分泌される。
食欲を程よく抑えるには、糖質を減らした食事がもっとも効果的である。
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