2014年08月27日

歯はすぐに溶けだす

ダイエット外来の減量ノート 表紙
「ダイエット外来の減量ノート」筑摩書房刊
ダイエット外来の患者さんのために書いた教科書を一般公開。
モチベーション維持に有効なノート機能。
ダイエットのコツを簡潔にまとめたテキスト&ノート。
生活習慣病対策にも効果的。
 
 
 
朝夕は少し涼しくなりました。
夜空が美しく、こころなしか多くの星が見えるような気がします。
  
 
こどもの虫歯に関して、興味深い記事を見つけました。
 
スポーツドリンクやジュースなど酸性の強い飲み物をのむと、
なんど30秒後には歯のエナメル質が溶け出すというのです。
 
虫歯の予防には、このような飲み物を飲まないのが良いと書かれていました。
 
 
以下、記事の引用です。
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「酸性飲料は子どもの歯を永久に損傷させる」

 酸性度の高いソフトドリンク、フルーツジュース、スポーツドリンクは子どもの歯を脅かすとの報告が、「Journal of Dentistry」に掲載された。オーストラリア、アデレード大学のSarbin Ranjitkar氏らの研究。

 Ranjitkar氏は、「歯のエナメル質の永久的な損傷は、強い酸が歯に接触してから30秒以内に起きることが本研究で示された。このことは、酸性度の高い飲料を避けることが最も重要だと示唆している。1時間後や30分後に歯磨きをすればよいという単純な問題ではない」と述べている。

 通常、健康な口腔内では酸と予防機構のバランスがとれているが、このバランスが酸に傾くと、酸の種類にかかわらず歯は損傷する。Ranjitkar氏によると、小児や思春期の若者は夜間に歯ぎしりすることが多く、未診断の胃酸の逆流がある場合もある。そこに酸性度の高い飲料が合わさると、若者の歯に長期的な損傷を引き起こしうる3つの脅威となるという。

 酸性飲料による歯の酸蝕症は小児および思春期の若者で増加している。「歯の酸蝕症は先進国で懸念が高まりつつある問題で、臨床的には広範な歯の摩耗が生じてから見つかることが多い。酸蝕症になると、生涯にわたる歯科衛生状態の低下が起こり、複雑かつ広範なリハビリが必要になる。しかし、この病気は最小限の介入で予防できる」とRanjitkar氏は述べている。

[2014年8月11日/HealthDayNews]Copyright (c) 2014 HealthDay. All rights reserved.



 
 

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今西康次 南部徳洲会病院小児科部長、中部徳洲会病院ダイエット外来
「記入式ダイエット外来の減量ノート 糖質制限実践マニュアル」
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Posted by ダイエット外来の実践ノート 糖質制限実践マニュアル at 10:29│Comments(0)健康ダイエット食事療法暮し生活
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