2013年09月26日

玄米豆乳ヨーグルト

ダイエット外来の減量ノート 表紙ダイエット外来の患者さんに使っていただいている副読本です。

記録することで自分の頑張りが実感できます。

テキストとノートの両方を all in one。





「玄米豆乳ヨーグルト」を患者さんから教えてもらいました。

この患者さんの便秘が「玄米豆乳ヨーグルト」で改善したそうです。


しかも手作り。


玄米を軽く洗って、ひと肌に温めた豆乳を加えるだけ。
途中でオリゴ糖を加えるとよいとのことでした。
100%植物性なのが良いとのこと。

発酵してガスが出ますよとのことでした。


カスピ海ヨーグルトと玉城ヨーグルトを飼っている!私としては、
玄米と豆乳から作るヨーグルトというものに興味津々。


さっそく、聞いたとおりに作ってみました。
丁度、千葉の友人が収穫した新米の玄米もありました。

さっと洗って、乾燥させて、成分無調整の豆乳を投入。
室温で放置すること約1日。
確かに、豆乳部分は固まり、かさが増しています。


でも、想像していたつるんとしたヨーグルトとは違います。
できそこないの豆腐のような感じで、内部は気泡がたくさん。
味はやや酸味有り。



なんか違うなあと思いつつ、ググってみました。

玄米には、乳酸菌だけでなく、酵母菌など様々な菌がついているようです。
これら自然に付着している菌を豆乳を培地にして発酵させるようです。
昔の納豆の作り方と原理は同じです。

ただ、ガスが発生するのは乳酸菌発酵でなくて、酵母菌発酵のようです。
つまり、ガスが発生するのは失敗ということです。


どうやら、温度管理が鍵のようで、乳酸菌発酵にはやや高めの温度がいいようで、
今回は温度が低かったので酵母菌が主として発酵したようです。


気を取り直して、今回発酵させた玄米を別容器に入れて、
温めた豆乳を投入し、冷蔵庫の上に置きました。
冷蔵庫の上ってちょっとあたたかいでしょ、ちょうどいい温度です。

今度は一晩で固まり、表面も滑らか。
内部にも気泡はありません。
成功です。
豆乳臭さもありません。


カスピ海ヨーグルトや玉城ヨーグルトは、単一の乳酸菌だけのため、
室温で簡単に発酵し、継続して作ることができるのですが、
雑多な菌をもつ玄米から作るには、温度管理などコツが必要なようです。


3種類のヨーグルトはちょっと管理できない(食べきれない)なと、
行く末を案じています。


皆さんもお試しください。
便秘への効果は??です。レポートお待ちしています。


※ヨーグルトは乳から作られるものと国際的に規定されているようなので、豆乳を材料としたものはヨーグルトとは呼べないそうです。




「記入式 ダイエット外来の減量ノート 糖質制限実践マニュアル」はジュンク堂書店や宮脇書店、もしくは以下のネット販売でどうぞ。

ダイエット、糖尿病のみならず、生活習慣病の多くに効果があります。
病院で使っている副読本ですので自信を持ってお勧めします。

http://www.amazon.co.jp/dp/4480878645
http://books.rakuten.co.jp/item/12234667/

書評はこちら
http://gendai.net/articles/view/kenko/142181
http://低糖質.com/review/cat28/post_163.html


同じカテゴリー(健康)の記事
裸足ラン
裸足ラン(2015-06-06 09:24)

離乳食より補完食
離乳食より補完食(2015-05-22 16:34)

鉄不足の離乳食
鉄不足の離乳食(2014-12-19 19:23)

離乳食、補完食
離乳食、補完食(2014-12-19 11:24)


Posted by ダイエット外来の実践ノート 糖質制限実践マニュアル at 18:48│Comments(0)健康美容ダイエット食事療法暮し生活
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。