フランスの諺「食べるほどに食欲が出る」

ダイエット外来の実践ノート 糖質制限実践マニュアル

2013年05月28日 19:14






ゲーリー・トーベス著「ヒトはなぜ太るのか?」より


フランスのことわざに、「食べるほどに食欲が出る」というのがあるそうだ。


食欲が出るのはインスリンの作用である。

インスリンとは血糖を下げる働きのあるホルモンであるが、
肥満との関連が一番強いホルモンである。



食べることについて考えるだけでインスリンが分泌される。
 → 食べる前の準備で、さらに空腹感に拍車がかかる。

最初の何口か食べることで、さらにインスリンが分泌される。
 → 食事による大量のブドウ糖摂取に備えている。
    さらに空腹感に拍車がかかる。
    
このように、私たちの食欲や空腹感はインスリン分泌が原因である。
食べることでインスリン分泌が増加し、フランスの諺のように食欲が増すのである。



インスリンは糖質により強く分泌される。
食欲を程よく抑えるには、糖質を減らした食事がもっとも効果的である。


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