N.H.さん40代男性
N.H.さん40代男性。
禁煙に成功したがその後体重が増加してしまった。
頸部痛、膝痛などで整形外科を受診し減量の必要性を指摘された。
受診時は110kg。
肥満以外にも肝機能障害、高尿酸血症、高コレステロールを指摘されていた。
よくみられる異常値の組み合わせである。
初診時はスライドを使って、肥満の仕組みをじっくり講義。
その内容は拙書でも詳しく解説しているとおり。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480878649/
体重は約4か月で110kgから98.8kgに減少。
GOTが101-->35、GPTが151-->58、γ-GTPが321-->123と肝機能障害はどんどん改善している。
痛風の原因となる尿酸値は9.3-->7.7と正常値の7.0まであと少し。
LDLコレステロールは228-->180、中性脂肪も391-->273と改善傾向を示している。
糖尿病の指標であるHbA1cは5.4-->5.0とより安全な値へ。
これらの改善が、大した出費もなく食事改善だけで実現できるから価値がある。
健康に減量できるからモチベーションも続く。
関連記事