日本人の栄養所要量
厚労省が公表している「第6次改定 日本人の栄養所要量 -食事摂取基準-」では、
いくつかの栄養素の所要量(必要最低限量)が規定されている。
大項目として エネルギー/脂質/たんぱく質/ビタミン/ミネラル
3大栄養素に含められている炭水化物については必要所要量の規定がない。
あえて言うなら、「必要エネルギーのうち、脂質とたんぱく質を引いた残り」程度の位置づけである。
このように、じつは炭水化物の位置づけというのは極めて低いものなのだ。
ところが、「主食」という言葉のイメージにより、とても大切なものと誤解されている。
炭水化物は安価で安定供給できる栄養素であり、
国民を安定して養うためには欠かせないものであった。
食糧政策の根幹にかかわる問題である。
決して健康という側面が大事にされているわけではない。
健康的な食事を考えるうえで重要なのは、
脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを必要十分量食べることである。 that's all
決して炭水化物が何%がいいか?という視点ではない。
この視点に立って執筆した。
「記入式ダイエット外来の減量ノート—糖質制限実践マニュアル」
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